GLP-1ダイエットの薬を個人輸入する方法と考えうるリスクを解説!

GLP-1ダイエットは痩せるホルモンを分泌させる働きを起こす皮下注射により、食欲を抑制させ痩せる肥満治療。医師を通さずに個人輸入でホルモン注射薬を投与することは多くの危険性があり、健康体でダイエットしたいならばおすすめできません。GLP-1ダイエットを安全に行う為には、個人輸入ではなく医師の診断のもとに行うべき理由についても解説します。

話題のGLP-1ダイエット。効果を最大限に上げる為、医師の指導のもとに皮下注射を検討する人は多いでしょう。

しかし、日本ではGLP-1ダイエットで使用される注射薬は保険適応されません。その為、治療が高額になってしまうので、個人輸入の薬を入手することを考え、実際に中国や台湾などから個人輸入を試みる人もいます。

そもそも個人輸入が出来るのか?

個人輸入した薬の使用がいかに危険か、本当にメリットがあるのかをこの記事ではご紹介していきます。

1.GLP-1ダイエット薬は個人輸入出来る?

たくさんの薬

1-1. GLP-1受容体作動薬について

GLP1ダイエットで使用されるGLP-1受容体作動薬といいます。

第2糖尿病患者への投与の際も、食事療法や運動療法の結果を問わず投与出来る薬であり、アメリカでは正式に肥満治療薬として認可されています。

2. GLP-1ダイエット薬を個人輸入する危険性

2-1. 個人輸入したGLP-1ダイエットの薬を安心して体内に注射出来る?

まず心配な要素は、GLP-1ダイエットに使用する薬そのものを安心して使用出来るかどうかです。

残念ながら、インターネットでずるをして個人輸入したとしても、全て「自己責任」に委ねられます。つまり、身体に何かあったときでも誰も責任は取ってくれません。薬自体にも何も保証がないのです。

つまり、

●いつ製造されたものなのか。

●どのように保管していたのか。

●どこで製造されたものなのか。

●そもそも薬自体が本物なのか。

などあらゆる心配事に対して、不明と言わざるを得ません。

また、薬に何か問題やトラブルがあった場合でも基本的に輸入代行業者は介入しません。

実際にインターネットサイトにも、サイトの隅々まで読むと

「万が一の事故にあたった場合の責任は一切負いかねます」と明記してあるサイトがほとんどです。

厚生労働省のホームページでも注意喚起されていますが

個人輸入した薬は日本国内で処方される薬とは異なり、有効性や安全性の確認が一切なされていません。

その反面、日本国内で医師に処方される、もしくは薬局で購入出来る薬は

医薬品医療機器等法という法律で安全性と有効性が証明されたもののみに限られるよう法律で定められています。

2-2. 医者からもらうべき薬を海外輸入はおすすめ出来ない

個人輸入したGLP-1ダイエットの薬に安全性や有効性が保証されないことは分かりました。

では、実際に個人輸入はどれほど危険でリスクのあることでしょうか。

 

厚生労働省によると、GLP-1ダイエットの薬ではありませんが

過去には薬の個人輸入により体内に投与した薬により、以下の健康被害が報告されています。

 

「ホスピタルダイエット」というダイエット薬を個人輸入した人が、動悸やめまいなどの副作用を訴え、結果的に死亡してしまった。

内服妊娠中絶薬を個人輸入して使用した妊婦が大量出血を引き起こした。

など様々な健康被害が挙げられています。

GLP-1ダイエットで用いられる薬には医師の指導のもとに投与をしても、薬に慣れるまでの期間は薬の効きすぎなどにより

頭痛や吐き気などの副作用を引き起こすリスクがあります。

そういった副作用が起こってしまった場合でも、個人輸入による薬の投与であれば

薬剤量などの詳細が不明な為、医師はすぐに適切な措置が出来ません。

 

また、本来は薬の投与そのものが出来るかどうか、医師が判断してから薬を個人に合わせて1人ずつ処方するという工程がクリニックでは行われています。

つまり、GLP-1ダイエットで用いられる薬は、身体に合わず投与出来ない場合がある、薬剤量が個人で異なるべき薬です。

しかし、個人輸入で海外から取り入れた薬は、皆一定の量を体内に投与するよう説明書きされています。

適量ではない薬剤量を身体に投与すればそれだけ副作用のリスクも上がります。

 

個人輸入には、本当に様々なトラブルとリスクがあるということであり、そもそも考えつくこと自体が愚かだということです。

自分の身体を使って、安全性の確保されていない薬を試してみることはとても大きなリスクを伴います。

 

変な薬物が混入しているかもしれない。

内容物が同じでも劣悪な環境で保管されていたかもしれない。

使用期限が切れた薬かもしれない。

 

健康的に痩せるはずのGLP-1ダイエットですが、このようなリスクを犯して

もし本当に大事に至ってしまった場合は取り返しがつかないことになります。

GLP-1ダイエットを行うときは、必ず医師の診察を受けましょう。

3. GLP-1専門医によるダイエット

肥満治療としてGLP-1ダイエットを行なっているクリニックや病院は全国的にも多くありません。

しかし、現状すでに治療を行なっているクリニックの多くが、遠隔診療をしている為

近くに対応クリニックがない場合でも受診することが出来ますので、クリニックに相談してみてください。

では、GLP-1ダイエットをクリニックで行うことのメリットはどのようなことが挙げられるでしょうか。

3-1. GLP-1ダイエットをクリニックで行うべき理由

そもそもGLP-1ダイエットは食事やサプリメントで出来ないの?と思う方もいるでしょう。

答えは、出来ますが難しいでしょう。

メディアなどでは、特定の栄養素を摂り入れることで体内のGLP-1分泌量を増やすことが可能。と取り上げられています。

例えばサバなどに含まれるEPAや食物繊維、腸内環境を整える

乳酸菌を摂り入れると良いと書かれているインターネットサイトや雑誌などはたくさんあります。

 

しかし、糖尿病内科専門医の研究によると

EPAの摂取によりGLP-1の分泌量が増えたという結果は仮定の段階であると明記された論文がありました。

腸内環境を整える乳酸菌や食物繊維の摂取はGLP-1ダイエットの助けになることが分かっています。

しかし、残念ながらサプリメントも直接的にGLP-1を増やす役割を果たすものはありません。

またGLP-1の特徴として、肥満体型の人ほど体内で分泌出来る量が少なくなることも証明されています。

その為、すでに肥満を解消したいと考える方にとっては、自身でGLP-1ダイエットを行うのはハードルが高いと言えます。

3-2. GLP-1メディカルダイエットとは?

GLP-1ダイエットは、医師の指導のもとに自己注射によりGLP-1受容体作動薬を体内に投与して行います。

ここで、処方される薬は医師の診察により個人の身体、食生活などの生活習慣などを考慮して

一人一人に合わせた薬剤量を調整したものが処方されます。

もちろん処方される薬は、厚生労働省で認可された安全なものが使用されます。

 

カウンセリングや診察は遠方の方であればスマホやタブレットを使って診療を受けることが出来る為

通院の必要がなく、治療中もライフスタイルを変えずに行うことが出来ます。

但し、あくまでも治療として行われる為、お酒を飲む機会の多い人は量を減らすように。

などのアドバイスを医師から受けることはあります。

 

副作用が出てしまったときは、医師による診察をすぐに受けることで、薬剤量の調整など対応してもらえます。

また、GLP-1ダイエットの効果で食事量が減っていく為、栄養素の補助として

クリニックではサプリメントや栄養素指導が入ることもあり、健康的に痩せる為の徹底したサポートをしてくれます。

医師が介入することで安心してダイエット治療を受けることが出来ます。

4. GLP-1薬を個人輸入する危険性のまとめ

薬の個人輸入は、薬に対する安全性、信憑性がない上に、実際にトラブルが報告されている危険な方法です。

個人輸入により海外から手に入る薬は、費用面において、医師の指導のもとに行うGLP-1ダイエットよりもかなり安価になります。しかしその価格を考慮しても、重大な健康被害をもたらしてしまうリスクはあまりにも大きいと言えます。

GLP-1ダイエットは、個人輸入により薬を手に入れるのではなく、医師の診断を受けて安全且つ健康にダイエットを行いましょう。

1日でも早くあなたが理想の体型を実現することを祈っています。

 

 

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