寝ている間に脂肪が燃える?失敗しないはちみつダイエットの全て!

毎晩ぐっすり眠れていますか?

なかなか思うようにダイエットが進まないのは「眠りの質」が原因かもしれません。

寝る前にはちみつを食べるだけで、ぐっすり眠れての目覚めはスッキリ。

眠っている間に脂肪がメラメラ燃焼する。

その名も「はちみつダイエット」!

『人生を変える夜はちみつダイエット』著者の田井祐爾医師がみずから実践し、なんと25キロ(85kg→59kg)の減量成功したダイエット方法なのです。

当記事ではそんな「はちみつダイエット」について、はちみつの効果に驚き病みつきになっている私がお伝えします。

具体的には

  • はちみつダイエットで痩せる4段階すべて
  • はちみつダイエット実践の超具体的方法
  • はちみつダイエットの失敗理由7つ

について、詳しくご説明します。

失敗せずに「はちみつダイエット」を実践でき、痩せ体質の実現に近づく可能性がグッと高まりますので、ぜひご覧ください。

目次

なぜはちみつダイエットで痩せる?

なぜはちみつダイエットで痩せる?

はちみつダイエットでなぜ痩せるのか。

その秘密は、4段階で起きる体の変化にあります。

第1段階.寝つきがよくなる
第2段階.成長ホルモンの分泌が促される
第3段階.脂肪が燃焼される
第4段階.リバウンドしにくい体になる

順番にご説明します。

寝つきがよくなる

はちみつダイエットは、第1段階で「寝つきがよくなる」身体の変化が起きます。

はちみつダイエットの原点は、「ハイバネーションダイエット」というイギリス発祥のダイエット方法です。

「ハイバネーション」とは「冬眠」のこと。

良質な眠りこそがダイエットに必要不可欠という考え方に基づいています。

はちみつを食べると寝つきがよくなるのはなぜ?
はちみつには、アミノ酸の一種である「トリプトファン」が豊富に含まれているからです。

寝る前に大さじ1杯のハチミツを摂ると、質の良い睡眠を誘います。

というのも、はちみつには「トリプトファン」が豊富に含まれているからです。

トリプトファンは体内でセロトニンに変化します。セロトニンは睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を促進するため、はちみつは熟睡効果があると言われているのです。

引用:はちみつ専門ページbyPINTORU

はちみつを摂ることにより、睡眠の質があがり寝つきがよくなります。

成長ホルモンの分泌が促される

第2段階は「成長ホルモンの分泌が促される」です。

はちみつで質のよい睡眠が得られるようになると、成長ホルモンの分泌が促されます。

これは、第3段階の「脂肪が燃焼される」に進むために必須の過程です。

成長ホルモン分泌のための重要ポイントは、以下のふたつがあげられます

  1. 質の良い睡眠
  2. 脳のエネルギー補充

脳のエネルギー補充に役立つのが「寝る前のはちみつ」です。

はちみつは睡眠をジャマすることなく、素早く脳にエネルギーを補充します。

質の良い睡眠とエネルギーを得て、成長ホルモンが活発に分泌するのです。

脂肪が燃焼される

はちみつダイエットの第3段階は、「脂肪が燃焼される」です。

脳は、成長ホルモンを活発に分泌させるため、エネルギーを欲します。

そのため、はちみつがエネルギー源として消費されたあと、脂肪が燃焼され始めるのです。

夜は脂肪をエネルギー基質として利用しやすいので、私たちの体は、寝ているときに自然に体脂肪を消費するようになっています。
~(中略)~
インスリンの分泌を一定に保ちながら、寝ている間に脳が必要とするエネルギーを補充する。
それが、ぐっすり眠って体脂肪を燃焼するための食の条件。
それを可能にするのが、スプーン1杯のはちみつなのです。

引用:2019年株式会社わかさ出版 田井祐爾「人生を変える夜はちみつダイエット」P35~41より

気持ちよく眠っている間に脂肪がグングン燃えて、成長ホルモン分泌のために使われるのです。

リバウンドしにくい体になる

はちみつダイエットによって、寝ている間の脂肪燃焼サイクルができあがると、リバウンドしにくい体になります。

なぜなら、はちみつダイエットを継続する限り、毎晩「体脂肪が燃焼される」からです。

脂肪は、成長ホルモン分泌のためのエネルギーとして消費されます。

そのため、体脂肪としての蓄積量が減少するのです。

はちみつダイエットを実践すると

  1. 寝つきがよくなる
  2. 成長ホルモンの分泌が促される
  3. 脂肪が燃焼される
  4. リバウンドしにくい体になる

の4段階で痩せ体質が手に入ります。

はちみつダイエットの最も効果的な方法!

はちみつダイエットの最も効果的な方法

「はちみつダイエット」は今日からいきなり始めるよりも、2週間かけて準備する方がより一層効果が高まります。

「はちみつダイエット」にはいくつかのコツがありますので、最も効果的な方法について

  • 準備編
  • 実践編
  • 注意点

に分けてご説明します。

準備編:2週間前~炭水化物(糖質)を控えめにする

はちみつダイエットをスタートする2週間前から、炭水化物を控えめにします。

なぜなら、炭水化物を控えることで「痩せやすい体質」に近づき、はちみつダイエットの効果を最大限に引き出せるからです。

炭水化物を控えるには3つのコツがあります。

  1. 小麦粉を控えめにする
  2. 炭水化物×炭水化物の食事を避ける
  3. 特に夕食に気を配る

ひとつずつご説明します。

小麦粉を控えめにする

炭水化物の中でも「小麦粉」を控えめにします。

小麦粉を控えた方がよい理由はふたつあります。

【小麦粉がダイエットにとってよくないふたつの理由】

理由①小麦粉メニューはハイカロリーになりがち(天ぷら・グラタンなど)

カロリーオーバーする

理由②パンや麺類などの高GI食品を摂ると血糖値が急上昇する

血糖値の急上昇はインスリンの過分泌を引き起こす

脂肪として蓄積されやすくなる

小麦粉を控えめにすることで、痩せやすい体質に近づきます。

炭水化物×炭水化物の食事を避ける

炭水化物(糖質)を控えるコツのふたつめは、「炭水化物×炭水化物の食事を避ける」です。

炭水化物を重ねて食べると糖質が一気に増えます。

過剰な糖質はインスリンの過分泌を招き肥満につながるため、避けるべきなのです。

「炭水化物×炭水化物」のメニューは至る所にあります。

炭水化物×炭水化物メニューの例
ラーメン×ギョウザ
パスタ×パン
お好み焼き×白ごはん
ハンバーガー×フライドポテト
お寿司×うどん など
こうした炭水化物×炭水化物の食事を避け、炭水化物と野菜のおかずにする。
それだけで、糖質を半分に抑えられます。

特に夕食に気を配る

一日三食のなかで、夕食」の炭水化物を控えることが3つ目のコツです。

夕食後は活発に動かないので体はエネルギーを必要とせず、摂りすぎた炭水化物は脂肪として蓄積されてしまいます。

朝食、昼食で炭水化物を摂りすぎた場合でも、「夕食だけは気を付ける」と考えると、ストレスが少なく準備ができます。

実践編:寝る30分〜1時間前にはちみつを大さじ1杯食べる

2週間かけて準備を整えたら、いよいよ実践です。

はちみつダイエットの実践は

寝る30分~1時間前に、はちみつを大さじ1杯食べること。

とても簡単ですが、はちみつダイエットには「実践ポイントが3つ」あります。

実践ポイント3つ

食べる時間(寝る30分前~1時間前)を守る
はちみつの量(大さじ1杯)を守る
夕食の炭水化物(糖質)を控える

それぞれご説明します。

実践ポイント①食べる時間(寝る30分前~1時間前)を守る

「はちみつダイエット」のはちみつは、かならず寝る30分前~1時間前に食べること。

なぜなら、はちみつを食べるタイミングがダイエットの成功に大きくかかわるためです。

はちみつの主成分はブドウ糖と果糖。

どちらも単糖類のため酵素による分解の必要がなく、食べたらすぐに体内に吸収されエネルギーにかわります。

そのため、食べる時間が早すぎるとエネルギーが別の目的に使われてしまい、成長ホルモン分泌のためのエネルギー源になりません。

30分~1時間前に食べた場合
はちみつを食べる

はちみつがエネルギーに代わるころに入眠する〔タイミングが重要〕

眠っている間の成長ホルモン分泌にはちみつのエネルギーが使われる
最適なタイミング〔寝る30分前~1時間前〕にはちみつを食べることがダイエットの成功につながります。

実践ポイント②はちみつの量(大さじ1杯)を守る

はちみつダイエットのはちみつの量は、大さじ1杯。多すぎても少なくてもいけません。

特に、多すぎには注意が必要です

なぜなら、多すぎるとカロリーオーバーになるためです。(はちみつ大さじ1杯は約65kcal)

たとえば、はちみつを大さじ1杯食べて寝た場合、脳のエネルギー消費の流れは以下のようになります。

はちみつ大さじ1杯を食べた場合
入眠後、はちみつが脳のエネルギー源となり成長ホルモンが効率よく分泌しはじめる

成長ホルモンが活発に活動し、脳はさらにエネルギーを欲する

不足してきたエネルギーを補うために脂肪を消費する

もし、はちみつを5杯食べたとしたら、どうなるでしょうか?

脳は「はちみつのエネルギーのみ」で活動を続け、エネルギー不足のサインがなかなか出ません。

その結果、脂肪の消費量が減ってしまいます。

大さじ1杯の摂取量を守り、脂肪の消費をうながすことが、はちみつダイエットの大切なポイントです。

実践ポイント③夕食の炭水化物(糖質)を控える

最後の実践ポイントは、夕食の炭水化物(糖質)を控えること。

なぜなら、夕食に炭水化物(糖質)を摂りすぎると、質の良い睡眠をさまたげるためです。

【夕食に炭水化物(糖質)を摂りすぎると】
消化に時間がかかる + 急激な血糖値の上昇がインスリンの過分泌を引き起こす= 寝つきが悪くなる

はちみつダイエットのカギは「質の良い睡眠」

そのためにも、夕食の炭水化物(糖質)を控えることが大切です。

3つのポイントに気を付けて実践すると、「はちみつダイエット」成功の可能性が高まります。

注意点:夕食は寝る4時間前までに終える

夕食を食べる終えるタイミングは、寝る4時間前が理想です。

しかし4時間前までが難しい場合は、できるだけ3時間前までに済ませるようにします。

なぜなら、食べたものの消化に平均3時間かかるためです。(食事内容により多少ことなる)

理想のスケジュール

4~3時間前までに夕食を終える

3時間かけて食べた物を消化する

消化が落ち着き血糖値が安定する

はちみつを食べて寝る

質の良い睡眠で脂肪燃焼を促進

4~3時間前までに夕食を終えておくと、質の良い睡眠が得られ脂肪燃焼が促進されます。

寝る直前の夕食は避ける

寝る直前の夕食は、はちみつダイエットの大敵です。

夕食直後に寝ると、入眠後のエネルギーはすべて「食べた物の消化活動」のために使われ、成長ホルモンが効率よく分泌されません。

そのため、はちみつダイエットのサイクル(成長ホルモンの分泌→エネルギーとしての脂肪の消費)が崩れてしまいます。

もし、忙しくて夕食を食べる時間が取れず、お腹が空いて眠れない場合には、夕食の代わりにはちみつを食べることをおすすめします。

夕食代わりのときは、大さじ1杯以上を摂ってもかまいません。
はちみつならインスリンの過剰分泌を招くこともないので、食事によって良質の睡眠を妨げることもなげれば、成長ホルモンの分泌を阻害することもありません。

引用:2019年株式会社わかさ出版 田井祐爾「人生を変える夜はちみつダイエット」P55より

寝る直前の夕食は避け「質の良い睡眠」を得ることが、はちみつダイエットの成功に結び付くのです。

注意点:睡眠時間は7時間以上!〔痩せホルモン『レプチン』〕

はちみつダイエットの最も重要な要素「睡眠」

睡眠と肥満の関係を知り、睡眠時間を7時間以上取ることは「はちみつダイエット」の成功に必要不可欠です。

なぜなら、7時間以上睡眠をとることで、痩せホルモン「レプチン」の分泌が促されるからです。

痩せホルモン『レプチンとは?』

レプチンは、ギリシャ語で「痩せる」を意味する「leptos」から命名された、まさに「痩せるホルモン」で、食欲に深いかかわりを持っています。

レプチン

脂肪組織で作られる、食欲の抑制とエネルギー代謝の調節に関わるホルモン。
~(中略)~
インスリンの刺激を受けて作り出され、視床下部にある満腹中枢に作用して食欲を抑えます。また交感神経を活性化させて脂肪を燃やし、エネルギーの消費を促すことで肥満を抑制する働きがあります。

引用:厚生労働省e-ヘルスネット

レプチンが適切に分泌されるだけで、「食欲が抑えられ」、「脂肪が燃焼」するのです。

このレプチンに対抗するホルモンが、食欲増大ホルモンである「グレリン」であり、レプチンとグレリンの働きを表にすると以下のようになります。

レプチンとグレリン

ホルモンの名称レプチングレリン
ホルモンの役割食欲を抑える食欲を増大させる
睡眠不足時のホルモン量減少増大
7時間以上睡眠時のホルモン量増大減少

レプチンとグレリンの分泌と睡眠時間との関連について、田井医師はこう述べています。

この2つのホルモンの分泌と睡眠時間の関連性も複数報告されており、7、8時間の睡眠時間を基準にすると、5、6時間の短縮睡眠になれば、肥満との関連性がみられるようになります。
アメリカのスタンフォード大学の研究によると、睡眠時間5時間の人は8時間の人に比べて、レプチンの分泌量は15.5%減り、グレリンの分泌量は14.9%増える結果でした。

引用:2019年株式会社わかさ出版 田井祐爾「人生を変える夜はちみつダイエット」P64より

6時間以下の短時間睡眠になると、痩せホルモン「レプチン」の分泌が減ってしまうという結果に!

はちみつダイエットの効果を最大限に引き出すためにも、7時間以上睡眠をとることが大切です。

はちみつがダイエットにおすすめな5つの理由

はちみつがダイエットにおすすめな5つの理由

はちみつがダイエットにおすすめな理由は5つあります。

はちみつがダイエットにおすすめな理由5つ
1.砂糖よりカロリーが低い
2.各種栄養素が豊富な天然甘味料
3.脂肪になりにくい
4.腸内環境を改善する
5.脂質代謝異常が改善

ひとつずつご紹介します。

砂糖よりカロリーが低い

はちみつは、砂糖よりもカロリーが低い甘味料です。

そのため、いつも使っている砂糖をはちみつに置き換えるだけでも、ダイエット効果が期待できます。

【100gあたりのカロリー比較】

砂糖:384kcal
はちみつ294kcal(砂糖より約24%カロリーが低い)

しかも、はちみつの甘味度(甘みを感じる度合い)は砂糖の約1.3倍!(※はちみつに含まれる果糖の割合により数値は異なる)
【砂糖の代わりにはちみつを使う際の注意点】
  • 「砂糖大さじ1杯」=「はちみつ小さじ1の割合で入れる
    →はちみつは砂糖よりも重たいため(砂糖大さじ1杯=9g はちみつ大さじ1杯=21g)
  • 最初少なめに入れて、味見をしながら足していくこと
    →はちみつは甘みが強いので、少なくてもしっかり味が付くため

参考:はちみつブローカー「みつばち図書館」

少量で甘さを感じられるはちみつを砂糖の代わりに使うことで、摂取カロリーが減少しダイエットにつながります。

栄養素が豊富な天然甘味料

はちみつは「栄養素が豊富な天然甘味料」です。

そのため「はちみつダイエット」には、ダイエットをしながら各種栄養素を摂取できるというメリットがあります。

はちみつの原料は、ミツバチが花畑から集めてきた花の蜜や花粉です。

そのため、花の蜜や花粉に含まれる植物由来の栄養素がそのまま入っています。

はちみつは豊富な栄養素が摂れる総合栄養食品

はちみつには健康や美容によいといわれる成分が180種類以上も含まれているのです。
~(中略)~
ビタミン類には豊富なビタミンCに加えて、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6など、ビタミンBコンプレックスが含まれています。
ビタミンには体内で有効に作用する「活性型」、作用しない「非活性型」の2種類ありますが、はちみつに含まれるビタミンは、90%以上がしっかりはたらく活性型といわれています。
さらに、カルシウム、カリウム、銅、鉄、マグネシウム、マンガン、リン、ナトリウム、亜鉛、セレンなど現代人が不足しがちなミネラル類も含まれ、生理活性のあるタンパク質や酵素、グルコン酸やファイトケミカルなど、はちみつには体の機能をサポートしたり保護する有効な成分がぎっしりと詰まっています。

引用:2019年株式会社わかさ出版 田井祐爾「人生を変える夜はちみつダイエット」P88、89より

はちみつは、各種栄養素を補いながら甘味を感じられるので、ダイエットにおすすめです。

脂肪になりにくい

はちみつがダイエットにおすすめな理由3つ目は、「脂肪になりにくい」からです。

はちみつが脂肪になりにくいふたつの理由】

  1. はちみつの糖分は単糖であるブドウ糖と果糖で構成されているため
    →単糖類は胃腸での分解の必要がなく、素早くエネルギーにかわって消費される
  2. はちみつは血糖値を急上昇させない糖分であるため
    血糖値の急上昇がないということは、脂肪蓄積作用のあるインスリンの過分泌が起きないということ

たとえば、寝る前にはちみつを食べると、すぐに成長ホルモン分泌のためのエネルギーとして使われます。

そのうえ血糖値が安定しているので、インスリンの過分泌も起きません。

はちみつは脂肪になりにくい性質をもっており、ダイエット中に摂取する糖分として最適です。

腸内環境を改善する

はちみつは、腸内環境を改善するため、ダイエットに適しています。

なぜなら、はちみつにはグルコン酸とオリゴ糖が含まれているからです。

グルコン酸とオリゴ糖は、善玉菌であるビフィズス菌のエサになります。

はちみつを摂ることで、腸内に善玉菌が増え、腸内環境が改善。

腸内環境が整うと老廃物がしっかり排出でき、ダイエットにつながるのです。

脂質代謝異常が改善

はちみつがダイエットにおすすめな理由の5つ目は、「脂質代謝異常が改善するため」です。

その理由について、田井医師は著書でこう述べています。

□はちみつで脂質代謝異常が改善

はちみつを使った研究をみると、脂質プロファイルの改善がみられています。
はちみつによる脂質プロファイルの改善には、フェノール酸やフラボノイドによる抗酸化作用がはたらいています。
悪玉コレステロールの酸化を抑えたり、コレステロールを合成する酵素のはたらきを抑えるからではないかと考えられています。

引用:2019年株式会社わかさ出版 田井祐爾「人生を変える夜はちみつダイエット」P102より

難しい表現がいくつかあるので、ご説明します。

脂質代謝異常とは?

脂質代謝異常とは、生活習慣により起きるとされ「高脂血症」とも呼ばれます。

主に脂っこい食事やカロリーオーバーな食事などが原因で、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が多くなりすぎている状態を指します。

脂質プロファイルとは?

脂質プロファイルとは、血液中の善玉・悪玉コレステロールや中性脂肪のレベルを測定する血液検査のことを指します。

脂質プロファイル」の結果「悪玉コレステロールや中性脂肪が基準値より多い場合
脂質代謝異常(高脂血症)と診断される。
悪玉コレステロールの酸化を抑えるとは?
悪玉コレステロールが活性酸素により酸化すると、超悪玉コレステロールに変化します。
「悪玉コレステロールの酸化を抑える」とは、超悪玉コレステロールになるのを防ぐということです。
はちみつの抗酸化作用により、超悪玉コレステロールの生成を防ぎ、脂質代謝異常の改善に貢献します。

脂質代謝異常の改善はメタボリックシンドロームの改善にもつながるので、はちみつはダイエットにおすすめです。

はちみつダイエット7つの失敗理由とは?

はちみつダイエットに失敗する7つの理由

はちみつダイエットに失敗してしまう理由は、以下の7つです。

1.純粋はちみつを選んでいない
2.短期間での効果を期待し過ぎている
3.夕飯に炭水化物や糖質をとり過ぎている
4.寝る1時間以上前にはちみつを食べている
5.カフェインやジュースなどと一緒に摂っている
6.寝る前にスマホやパソコン画面を見ている
7.睡眠時間が十分でない
ひとつずつご説明します。

純粋はちみつを選んでいない

純粋はちみつを選んでいないと、はちみつダイエットに失敗します。

なぜなら、加工されたはちみつには、はちみつ本来の栄養分が摂れない可能性があるからです。

【加工されたはちみつの例】

  • 加糖はちみつ(はちみつに別の糖分を加えている)
  • 精製はちみつ(はちみつを加熱し、脱色処理をしている)
  • ハニーテイストシロップ(はちみつが微量に入ったシロップ)

このような加工はちみつは、はちみつダイエットには適していません。

では、はちみつダイエットに最適なはちみつとは、どのようなものなのでしょうか?

国産の純粋はちみつが理想

はちみつダイエットに使うはちみつは、「国産の純粋はちみつが理想」と田井医師は述べています。

なぜなら、国産の純粋はちみつは「血糖値がゆるやかに上昇すること」が実験により明らかなためです。

この実験でたしかなことは、国産の天然はちみつの血糖値はゆるやかに上昇するということです。これなら、安心して寝る前にはちみつを摂ることができます。

引用:2019年株式会社わかさ出版 田井祐爾「人生を変える夜はちみつダイエット」P44より

ほかにも国産の純粋はちみつには、新鮮かつ産地や安全性が明らかであるというメリットもあります。

理想は、国産の純粋はちみつ。

国産が難しい場合は、少なくとも「純粋はちみつ」を選ぶことが、はちみつダイエットの成功のためには大切です。

短期間での効果を期待し過ぎている

短期間での効果を期待し過ぎていると、はちみつダイエットに失敗します。

なぜなら、はちみつダイエットの減量効果を実感するには数週間を要するためです。

【はちみつダイエットの流れ】

①2週間かけて「はちみつダイエット」に向け準備をする

②はちみつダイエットスタート!寝る前にはちみつを摂る

③寝つきが良くなる
↓(脂肪燃焼のサイクルができはじめる)
④数週間後から、減量効果を実感しはじめる
流れの通りに進むと、減量効果を実感するのは約1ヶ月後~。
短期間での効果を期待せず、「寝る前にはちみつを摂る」習慣ができてくるころ、脂肪がごっそりと燃え始めるのです。

夕飯に炭水化物(糖質)をとり過ぎている

夕飯に炭水化物(糖質)を摂りすぎていると、はちみつダイエットに失敗します。

なぜなら、夕飯に炭水化物(糖質)を大量に摂るとインスリンの過分泌がおこるためです。

【夕飯に炭水化物を食べ過ぎた場合の例】
夕飯に、「パスタとパン」、「ラーメンとチャーハン」を食べる

体内に一気に糖質が入る&夜はあまり動かない

インスリンが大量分泌(糖質で上がった血糖値を下げるため)

入眠後の成長ホルモンが適切に分泌されなくなる

「はちみつダイエット」失敗

また、インスリンには、摂取した糖質を脂肪として蓄積する作用があり、夕飯に過剰に摂った糖質は、インスリンにより脂肪に変化します。

「夕食で摂る炭水化物(糖質)を控えること」がはちみつダイエット成功の鉄則です。

寝る1時間以上前にはちみつを食べている

寝る1時間以上前にはちみつを摂ると、はちみつダイエットに失敗します。

なぜなら、はちみつの効果が入眠時に発揮できないからです。

はちみつは、酵素での分解の必要なくエネルギーになるので、真っ先に消費され始めます。

【寝る1時間以上前にはちみつを食べた場合の例】

はちみつを食べる(寝る1時間以上前)

読書をする、家事をする

はちみつのエネルギーが優先的に消費され、使い切ってしまう

入眠

はちみつダイエットの目的は、「はちみつのエネルギーを入眠後の成長ホルモン分泌のために使うこと」です。
そのためにも「寝る1時間前~30分前にはちみつを食べること」が、はちみつダイエットの成功につながります。

はちみつをカフェインやジュースなどと一緒に摂っている

はちみつダイエットの失敗理由5つ目は、「はちみつをカフェインやジュースなどと一緒に摂っている」です。

なぜなら、はちみつダイエットの効果が発揮できないためです。

はちみつダイエットにおいては、「寝る前のはちみつ」と一緒に摂ってはいけない飲食品があります。

①カフェインを含む飲料
②牛乳やヨーグルトなどの乳製品・ジュース(清涼飲料水)

それぞれご説明します。

カフェインを含む飲料

カフェインを含む飲料は、寝る前のはちみつと一緒に摂ってはいけません。

なぜなら、カフェインには眠りをさまたげる作用があるからです。

【カフェインを多く含む飲食品】
コーヒー・コーラ・栄養ドリンク・玉露(濃い緑茶)・ダークチョコレートなど

例えば、はちみつとコーヒーを一緒に摂った場合を考えてみます。

カフェイン眠気覚ましの効果が出るのは「30分~60分後」(※個人差があります)。

ちょうど入眠して成長ホルモンを分泌させたいタイミングで、眠気が覚めてしまうのです。

また、カフェインの効果は8時間持続するともいわれています。参考:Rionon.Coffee

「はちみつダイエット」と睡眠は切っても切れない関係。

はちみつダイエット中のカフェイン摂取には、注意が必要です。

カフェイン入り飲料が飲みたい場合には、夕方までに飲むことをおすすめします。

牛乳やヨーグルトなどの乳製品・ジュース(清涼飲料水)

牛乳やヨーグルト、ジュース(清涼飲料水)も寝る前のはちみつと一緒に摂ってはいけません。

なぜなら、牛乳やヨーグルトなどの乳製品やジュースには糖質が多く含まれるからです。

夕食の糖質を控えることはもちろん、はちみつと共に摂取する飲み物も、糖質を控えなくてはなりません。

「ヨーグルトとはちみつ」は相性が良いので、朝食や昼食に。

夜寝る前のはちみつとは一緒に摂らないことが大切です。

寝る前にスマホやパソコン画面を見ている

はちみつダイエットの6つ目の失敗理由として、「寝る前のスマホやパソコン」があげられます。

なぜなら、スマホやパソコンから発する光「ブルーライト」が眠りをさまたげるためです。

ブルーライトには睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌を抑制する働きがあります。

そのため、寝る前にブルーライトを浴びると、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が鈍り、ぐっすり眠れなくなるのです。

ぐっすり眠れない=睡眠の質が下がった状態は、はちみつダイエットにとって好ましくありません。

寝る前のスマホやパソコンはココに注意!

もし、寝る直前までスマホやパソコンを使用する場合には、注意点がふたつあります。

  1. ブルーライトをカットする工夫をする
    →スマホやパソコンの「ナイトモード」やブルーライトカット機能フィルム・メガネなどを使用
  2. 枕元にスマホを置く場合は、通知OFFにする
    →メールやSNSの着信通知で眠りをさまたげないように工夫

ふたつの注意点に気を付けてスマホやパソコンを使用し、眠りの質を下げないように工夫することが大切です。

睡眠時間が十分でない(5時間以下)

はちみつダイエット7つ目の失敗理由は「睡眠時間が十分でないこと」。

なぜなら、「7時間以上睡眠をとること」がはちみつダイエットにとって重要なためです。

例えば、毎日5時間以下の睡眠時間の場合

  1. 痩せホルモン「レプチン」の分泌が減り、食欲ホルモン「グレリン」の分泌が増える
  2. 眠っている間の脂肪燃焼の時間が少ない

といったダイエットによくない影響が出ます。

睡眠時間が少ないときは入眠時間を工夫!

忙しくて十分な睡眠がとれない場合は、入眠時間を工夫することでダイエットへの影響を最小限に抑えられます。

最適な入眠時間は「午後10時~午前2時までの間」です。

睡眠は、午後10時~午前2時までの4時間がゴールデンタイムといわれています。
というのは、睡眠を促すメラトニンというホルモンのはたらきが高まる時間帯だからです。
ゴールデンタイムにノンレム睡眠に入れば、たくさんの成長ホルモンが分泌されるので、それだけ体脂肪が燃焼されることになります。
~(中略)~
たとえば4時間しか眠れないなら、午前3時に寝て午前7時に起きるより、午後10時に寝て午前2時に起きるほうが圧倒的にダイエットには効果があります。

引用:2019年株式会社わかさ出版 田井祐爾「人生を変える夜はちみつダイエット」P65、66より

できるだけ7時間以上睡眠をとることを心がけ、難しい場合は入眠時間を工夫することが、はちみつダイエットの成功につながります。

ダイエットにおすすめのはちみつ5選

ダイエットにオススメのはちみつ5選

はちみつダイエットにオススメのはちみつを5選はこちらです。

  1. レンゲはちみつ
  2. アカシアはちみつ
  3. 百花はちみつ
  4. クローバーはちみつ
  5. マヌカハニー

順番にご紹介します。

レンゲはちみつ

レンゲはちみつは、昔から日本を代表するはちみつのひとつです。

なぜなら、稲作の肥料のためにレンゲを栽培していたからです。

米を主食とする日本には稲作のための田んぼが全国にあり、レンゲがたくさん栽培されていました。

しかし現在ではレンゲ畑は激減。

国産のレンゲはちみつは希少価値の高いものとなりました。

色は薄めの黄金色で、はちみつ独特の「クセ」がないのではちみつを初めて食べてみる人にもオススメです。

ブドウ糖の含有量が多いため、良質なレンゲはちみつは低温で保管すると結晶化することがあります。

結晶化とは?
はちみつが白く固まってしまうこと。
ブドウ糖によって結晶化が起こるため。ブドウ糖の含有量が多いはちみつは結晶化しやすいとされます。
15℃以下で結晶化しはじめるので、暖かい場所では結晶化しません。
古いはちみつは水分が抜けていて常温でも結晶化することがあります。
はちみつが結晶化したらどうなるの?
はちみつが結晶化して、白く固まると
  1. 食感がジャリジャリする
  2. 固まって取りにくくなる→分量がはかりづらい

といった変化が起きますが、ダイエットへの影響はありません。

結晶化を防ぐ保存方法は?

はちみつは

  1. なるべく暖かい部屋(16℃以上)
  2. 温度が一定(ストーブの前は✖)
  3. 振動がないところ(冷蔵庫の上は✖)

で保存すると、結晶化を遅らせることができます。

結晶化したはちみつを溶かす方法は?

結晶化したはちみつは、容器の中のはちみつが50℃を超えないように注意して溶かします。

なぜなら、50℃を超えるとはちみつの有効成分が壊れる可能性があるためです。

具体的には以下のような方法があります。

  • 湯煎で溶かす
    →鍋でお湯を沸かし(60℃程度)、容器ごと入れたはちみつをスプーンでかき混ぜながら溶かす
  • こたつで溶かす
    →こたつがあれば、入れておくと適温でじわじわ溶ける(参考:アズミちゃんネル)

また、再結晶を防ぐには「結晶が残らないように完全に」溶かすことをおすすめします。

アカシアはちみつ

アカシアはちみつは、「ニセアカシア」というマメ科の植物を密源とするはちみつです。(※アカシアではありません)

日本では長野県や東北・北海道などでニセアカシアを密源とする「アカシアはちみつ」が生産されています。

明るい黄金色で、はちみつ独特の「クセ」がなく「日本人向け」として人気があります。粘度が低くサラッとしているのが特徴。

また、ブドウ糖の割合が低く「結晶化しにくい」ので、寒い地域に住む人にオススメです。

百花(ひゃっか)はちみつ

百花はちみつは、「百の花」つまり、たくさんの花から採れたはちみつです。

はちみつを集めた地域や時期により、どの花からのはちみつなのかが異なります。

そのため、味も色もクセもバラバラです。

百花はちみつの特徴は「バラバラゆえに他の単花はちみつと比べお値打ち」であること。

国産はちみつはどれも高値と感じるなら「百花はちみつ」がお得です。

選ぶときは

  • 色が薄めのものは「クセ」が少なく食べやすい
  • 色が濃いものは「コク」がある

といった特徴を参考に選んでみることをおすすめします。

クローバーはちみつ

クローバーはちみつは、マメ科の植物クローバーから摂ったはちみつです。

クローバーは別名「シロツメクサ」。

花が咲く時期が春から秋までと長く、世界中で野生化して生えています。

そのため、「クローバーはちみつ」は世界で最もポピュラーなはちみつです。

色は黄色味が強い黄金色で、「クセ」は少なく甘みが強い味わい。

同じクローバーはちみつでも、外国産と日本産では味が少し異なります。

クローバーの周りに生えている植物やクローバーの生育環境が異なるためです。

ブドウ糖の含有量が多いため、「結晶化」しやすい性質を持ちます。

マヌカハニー

マヌカハニーは、マヌカの花を密源とするはちみつです。マヌカはニュージーランドにのみ自生しているフトモモ科の常緑低木です。

そのため、マヌカハニーは必ず「ニュージーランド産」です。

「ニュージーランド産」以外のマヌカハニーは偽物。

高価なマヌカハニーは偽物が出回っているため注意が必要です。

色は濃い茶色で粘度が高くドロッとしています。

独特の「クセ」があり、匂いが苦手と感じる人もいます。

マヌカハニーは殺菌・抗菌作用が高いことが特徴です。

すぐれた抗菌効果の秘密は、メチルグリオキサール。

マヌカハニー抗菌物質の正体

ドイツの研究者トーマス・ヘンレ博士は₂₀₀₈年にマヌカハニーの抗菌活性成分がメチルグリオキサールであることを学術雑誌に発表した.
一般にハチミツには抗菌活性があるが,グルコースオキシダーゼにより産出された過酸化水素に由来するものであり,メチルグリオキサールによる抗菌活性は極めてユニークである.

引用:マヌカハニーの特徴とその機能性

メチルグリオキサールは抗菌活性成分で、強力な抗菌作用を持っているのが特徴です。

そのため、風邪予防や虫歯予防にも効果があるとされています。

はちみつダイエットにマヌカハニーを使用することで、健康維持とダイエットのふたつの効果が期待できます。

夜1杯のはちみつで脂肪をメラメラ燃やそう!

深堀院長のまとめ

寝る前のはちみつ1杯で脂肪燃焼を促進する、はちみつダイエット。

ぐっすり眠れて目覚めもよくダイエットにもなるはちみつは、とても優秀な食材です。

「はちみつダイエット」成功へのカギは、炭水化物を控えられるかどうかにかかっているといえます。

どうしても食べ過ぎてしまうという場合には、はちみつダイエットとの相性が抜群で食欲抑制効果がある「GLP-1ダイエット」と併用することをお勧めします。

寝ている間に脂肪が燃える?失敗しないはちみつダイエットの全て!
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