従来のGLP-1薬より高いダイエット効果が期待できるオゼンピック。
「オゼンピックを使ってダイエットしてみたい!」と思う反面、
- オゼンピックを使うと本当に痩せられるの?
- オゼンピックでダイエットした人はどのくらい痩せてる?
- オゼンピックのデメリットは?
といったことが気になっている人も多いのでないでしょうか。
そこで当記事では、
- オゼンピックでダイエットを実践した10人の口コミ
- オゼンピックの痩せる効果
- オゼンピックでダイエットする際のデメリット
などを紹介します。
5分ほどで読めますので、オゼンピックでダイエットしてみたい人はぜひ参考にしてみてください。
オゼンピックは痩せる?減量実践者10人の口コミ
「オゼンピックでダイエットを実践している人は本当に痩せているの?」
という疑問をお持ちの人も多いのではないでしょうか。
そこで当項目では、オゼンピックを使ってダイエットしている10人の口コミを紹介します。
オゼンピック52日目
104.3kg 前日比-1.1kgトータル-10.7kg
とりあえず-10kg達成。でもまだまだよ。私のスタートは99.9kgだと思ってるからね😋— GLP1ダイエット備忘録 (@kgP5ahE0SvjAjm5) September 20, 2020
こちらの女性はオゼンピックを使ってダイエット52日で115kgから104.3kgまで体重が落ち、10.7kgもの減量に成功。
オゼンピックによってしっかりとダイエット効果が出ているのが分かります。
こちらのアラフィフ女性はオゼンピックを投与するだけでなく、自主的に1時間ウォーキングするなど運動を取り入れることで効果的に減量できています。
オゼンピック投与中は激しい運動は必要ありませんが、ウォーキングのような適度な運動はダイエット効果をアップさせるのにとても有効です。
13日の金曜日、今日はダイエットを忘れてらーめん花月で中華そば頼んだけど、食べきらんくて残したわ。子供が保育園に行ってる間に束の間の美time。美容院でゾゾゾ観るぞー。#ゾゾゾ#月一の美容院はゾゾゾで始まる#13日の金曜日
— はるこ (@aj3eI0KvhhGvBHM) November 13, 2020
オゼンピックでダイエットしているこちらの女性は、注文したラーメンを食べきれずに残してしまったとのこと。
オゼンピックの効果で満腹感が早く訪れ、これまでよりも食べる量が減っているのが分かります。
昨日、、2ヶ月ぶりにオゼンピック注射したら気持ち悪い(‐д`‐ll)オェ
でも、痩せるためにまた頑張る❗
(p`・ω・´q)— みずな@HIP’S松戸 (@GoToHeaven75) November 10, 2020
こちらの口コミのように、オゼンピックで副作用が出ている人も。
オゼンピックはダイエット効果が高い一方で、吐き気などの副作用が出ているという口コミもちらほら見かけます。
注射で痩せることにしました。
始めたばかりですが、食欲が全然ない!
健康を害さないか少し心配です。#ダイエット#GLP1#オゼンピック pic.twitter.com/PO7KUpFWEF— ダイエット始めました (@dietxxxdiet) November 10, 2020
こちらの女性はオゼンピックでダイエットを開始。
オゼンピックの食欲抑制効果がしっかりと発揮されているのがよく分かります。
ビクトーザ、サクセンダときてオゼンピック。
正直期待してなかったけど、前者2つより明らかに私は効いてます。。
そして何より毎日打たなくていいから楽!— 花音 (@mWoYUUBwUCmVpI5) July 29, 2020
こちらの女性はビクトーザやサクセンダも使用したことがあるようですが、オゼンピックが一番効果があったとのこと。
ビクトーザやサクセンダは毎日投与ですが、オゼンピックは週1回投与なので忙しい人や毎日注射を打つのが嫌な人におすすめです。
オゼンピック17日目
-0.7キロ
プチ断食のおかげ?
空腹感がやわらぐのはオゼンピックのおかげです( ˙꒳˙ )— 茉莉乃 (@jj_mqf) November 6, 2020
こちらの女性はオゼンピックの効果で空腹感がやわらいでいるとのこと。
自己流のダイエットでは自分の意志でつらい空腹感を我慢しなければならないため、途中で挫折してドカ食いしてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
一方オゼンピックなら自分の意志とは関係なく、薬の作用で自然に空腹感が抑えられるので無理な食事制限をしたり我慢する必要がありません。
この土日は旅行でそこそこ食べたけど、それがチート効果になってくれたのか、帰ってきたら減ってたー🙌飢餓モード脱したかなー❓
あと3kg✨ゴール見えてきたよー😭😭#glp1ダイエット #オゼンピック #ダイエット垢さんと繋がりたい #あと3kg pic.twitter.com/hnANPSd2VE— mikky (@mkhk1126) October 21, 2020
こちらの女性はオゼンピックでダイエットを始めて1カ月ほどで61.4kg→56.8kgまで減量。
すでに4.6kgのダイエットに成功し、目標の54kgまで早くもあと3kgとのことです。
途中で停滞期があったようですが、諦めずにダイエットを続けることで再び体重が落ち始めたそう。
停滞期を見事乗り越え、オゼンピックで順調に減量成功できています。
まじ 食うの抑えられるわ オゼンピック。今はオゼンピック皮下注0.25mgSDだけど来月からは0.5になるかな?これが本命。
ちょっと痛いwじゅわっ、って感じでw— まむねこ (@mamuneko) October 29, 2020
こちらはオゼンピックの注射が「少し痛い」という口コミです。
オゼンピックはビクトーザなどほかのGLP-1薬よりも「痛い」と感じる人が少し多い傾向があります。
オゼンピック4回目💉
やり方慣れてきた( ≖ᴗ≖)ニヤッ
初回から比べたら断然痛み無くなった
ヽ(≧▽≦)/ヤター!
毎回打つ時力入るけどぉ〜笑ꉂꉂ (ˊᗜˋ*)#オゼンピック #GLP1ダイエット pic.twitter.com/lbBkfnD7Tb— みずな@HIP’S松戸 (@GoToHeaven75) August 22, 2020
オゼンピックは「注射が痛い」という声がある一方で、こちらの女性のように操作に慣れてコツを掴むことで痛みが少なくなる場合もあるようです。
glp1ダイエット61日目
56.3kg
スタート時より-4.2kg
週一回のオゼンピック0.25mg
外食ランチで食べすぎる日もあるけどカロリー制限継続中✨
— sakura_13358 (@sakura120924811) August 23, 2020
こちらの女性はビクトーザやオゼンピックを使ったGLP-1ダイエット2カ月で4.2kgの減量に成功。
ダイエット中は適度な運動を心掛けるほか、ラテを無脂肪乳に変えたりカロリー計算を習慣づけたりとさまざまな努力もされています。
オゼンピックで減量を実践している10人の口コミをまとめると以下のとおり。
【オゼンピックでダイエット実践者の口コミまとめ】
- しっかり減量効果を感じられ、10kg以上痩せた
- 適度な運動を取り入れるとなお効果的に痩せた
- 満腹感が早く訪れて食事が完食できなくなった
- 空腹感がやわらいで食べる量が減った
- 投与後に「気持ち悪い」といった悪心の副作用が出た
- ビクトーザやサクセンダよりオゼンピックの方が減量効果が高かった
- オゼンピック使用中に停滞期が来たが使い続けることで再び痩せた
- 注射が少し痛いが、操作に慣れることで初回より痛みが断然マシになった
オゼンピックでダイエット実践者の口コミによると、薬の効果で食欲が抑えられることでしっかり減量効果があることが分かります。
オゼンピックを使うと実際に痩せることが分かったところで、次項ではオゼンピックで痩せる理由を徹底解説。
オゼンピックで減量できる仕組みが気になる人はぜひ読み進めてみてください。
オゼンピックの痩せる効果とは?
「オゼンピックにダイエット効果があるのは分かったけど、なぜ痩せるの?」
という疑問がある人も多いのではないでしょうか。
そこで当項目では、オゼンピックのダイエット効果や痩せる仕組みを解説します。
- 脳に働きかけ食欲を抑制する
- 胃のぜん動運動をゆるやかにする
- 血糖値をコントロールする
以下で詳しく説明していきます。
脳に働きかけ食欲を抑制する
オゼンピックは、脳に直接働きかけて食欲を自然に抑制する効果がある薬です。
オゼンピックを開発したノボ ノルディスクファーマという会社がまとめた資料内でも、オゼンピックの体重減少効果はしっかりと記されています。
セマグルチドによる体重減少は試験及び試験対象集団(2 型糖尿病患者及び肥満被験者)を通して認められ、投与後 12 週の平均体重減少量は 4~5 kg であった。プラセボ投与を受けた被験者(日々の生活で得られる体重に対する一般的な効果)と比較してセマグルチドの投与を受けた被験者で体重減少量は大きかった。
上記のように、2型糖尿病患者にセマグルチド(商品名オゼンピック)を12週間投与することで、体重が平均4~5kg減少したという結果が出ています。
さらに、効果のない偽薬の「プラセボ」を投与した場合と比べても、セマグルチド(オゼンピック)の体重減少効果の方が大きいことも判明。
プラセボ投与後と比較してセマグルチド投与後で、3 つの自由裁量の食事(ad libitum meal)でのエネルギー摂取量が 18~35%(昼食 35%、夕食 18%及び間食 22%)低下した。
すべての自由裁量の食事のエネルギー摂取量は、プラセボ投与後と比較してセマグルチド投与後で約3000 kJ(約 700 kcal)以上低下した。これは、自由裁量のエネルギー摂取量がプラセボと比較してセマグルチドで 24%低下したことに相当する。
上記のように、プラセボ(偽薬)と比較してセマグルチド(オゼンピック)投与後はエネルギー摂取量が約700kcal低下。
また、このようなエネルギー摂取量の減少は、食べ物に対する嫌悪感や悪心の症状によるものではないことも分かっています。
悪心及び食事のおいしさに関するスコアに基づくと、食事摂取量及びエネルギー摂取量の顕著な低下が認められた食事において、食物に対する嫌悪及び悪心の兆候は認められなかった。
そのため、オゼンピックを投与したからといって食事がおいしく感じられなくなったり、食べ物を見て気分が悪くなるといったことは起こりません。
オゼンピックを投与しても食事の楽しみは変わりませんが、以下のように「高脂肪の食事を食べたい」という欲求が低下することで摂取エネルギーが減りダイエットにつながります。
プラセボと比較してセマグルチドにより、食行動のコントロールが改善され、食事に対する渇望が少なくなり、高脂肪食に対する嗜好が低下した(Module 2.7.2.3.2.5.4 参照)。これらの所見はセマグルチドによるエネルギー摂取量の減少及び体重減少に反映されていた(Module
2.7.2.3.2.5.2 参照)。
以上のように、オゼンピックが脳に直接働きかけることで食欲が抑制され、摂取エネルギー量が減ることで痩せられるのです。
胃のぜん動運動をゆるやかにする
オゼンピックは胃に直接働きかけて胃のぜん動運動をゆるやかにする作用もあります。
すると食べ物が消化されるスピードが遅くなり、腸への排出もゆっくりに。
その結果食べ物が胃にとどまる時間が長くなるので以前よりも早く満腹感を感じるようになり、食べる量が減りダイエットできるのです。
また、これまで広くダイエットに使用されてきたGLP-1薬「ビクトーザ」は1日1回投与ですが、オゼンピックは週1回の投与で効果が長続きします。
そのため、オゼンピックなら毎日注射するのが嫌な人や忙しい人もダイエットを続けやすいのがメリットのひとつです。
「家族に内緒でこっそりダイエットしたい」という人も週1回投与のオゼンピックならバレる可能性も低いのがうれしいポイント。
また、オゼンピックは満腹感が早く訪れるだけでなく食間も空腹感を感じにくくなる効果もあります。
空腹感が減ることで間食も少なくなるので、さらに摂取カロリーを減らせるのです。
血糖値をコントロールする
オゼンピックは2型糖尿病の治療薬で、血糖値をコントロールする作用があります。
【血糖値とは】
血糖値とは血液中のブドウ糖(グルコース)の濃度のことをいいます。食事によって炭水化物などが消化吸収されるとブドウ糖(グルコース)になり、血液中に入って身体を動かすエネルギーとなります。
食事をとることで血糖値が上がると、すい臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンの働きによってブドウ糖が肝臓や筋肉に取り込まれ、エネルギーとして使われることで血糖値が低下。
しかし、このときに余ったブドウ糖は脂肪として身体に蓄えられるのです。
そのため、空腹時にいきなり糖質の多い食事をとり血糖値が急上昇すると、インスリンが過剰分泌されてブドウ糖が脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。
また、急上昇した血糖値がその後急激に下がることで強い空腹感を感じ、ドカ食いの原因に。
その点オゼンピックを使用していると食べ物の消化吸収がゆるやかになるので、血糖値の急上昇を防ぎ脂肪として蓄積されにくくなる効果があるのです。
さらに、オゼンピックを使用すると血糖値が急上昇・急降下しないので強い空腹感に襲われにくく、ドカ食いも防止でき太りにくくなります。
以上のように、オゼンピックが身体のさまざまな部位に働きかけて摂取カロリーが減ることでダイエット効果があるのです。
オゼンピックでの減量にデメリットはある?
「オゼンピックで減せたいけど、安全性などデメリットが気になる」という人も多いのではないでしょうか。
そこで当項目では、オゼンピックを使ったダイエットの気になる疑問点について解説します。
安全性や副作用は?
オゼンピックは新薬ですが、すでに国内外で糖尿病治療薬として安全性が承認されています。
【オゼンピックの承認状況】
- 2017年12月に最初に米国食品医薬品局が承認
- 2018年1月にカナダ保健省が承認
- 2018年2月に欧州委員会が承認
- 2020年3月に日本で糖尿病治療薬として承認
一方、オゼンピックはダイエット効果が高い分副作用があらわれる確率が少し高い傾向があります。
また、オゼンピックとビクトーザの副作用の起こる確率を比較したSUSTAIN10という臨床試験があります。
<SUSTAIN10試験>
【方法】
2型糖尿病患者577人にセマグルチド(オゼンピック)もしくはリラグルチド(ビクトーザ)を30週間投与し、副作用が起こった確率を比較検証。
- セマグルチド(オゼンピック):290人
- リラグルチド(ビクトーザ):287人
【結果】
安全性プロファイルは,semaglutide群でliraglutide群にくらべて消化管疾患(43.9% vs. 38.3%)と治療中止となった有害事象(11.4% vs. 6.6%)が多かった以外は同程度であった。
<副作用があらわれた割合>
- セマグルチド(オゼンピック)投与群:43.9%
- リラグルチド(ビクトーザ)投与群:38.3%
以上の結果から、セマグルチド(オゼンピック)はリラグルチド(ビクトーザ)に比べて副作用が発生する確率が少し高いことが分かっています。
オゼンピックで起こる副作用の症状は以下のとおり。
【オゼンピックのおもな副作用】
- 吐き気
- 下痢
- 便秘
- 腹部不快感
これらの副作用が出ない人もいますが、感受性の高い人は治療初期に上記のような消化器に関する副作用があらわれることがあります。
多くの場合は時間の経過とともに改善されますが、副作用の症状が出た場合は医師に相談することが大切です。
効果の持続性やリバウンドは?
オゼンピックは効果の持続性が高く、リバウンドすることが少ないのが特徴です。
オゼンピックを開発したノボ ノルディスクファーマという会社は、セマグルチド(オゼンピック)の体重減少効果の持続性について次のように発表しています。
セマグルチドによる体重減少は投与後 4 週には既に認められており、投与後 30 週で最大効果に達した。体重減少は最長 56 週間の長期投与後も維持されており、効果の持続性が示唆された。セマグルチドの体重減少効果は用量依存的と考えられた。
上記をまとめると以下のとおり。
【オゼンピックの体重減少効果】
- 体重減少効果はオゼンピックを投与してから4週間後にはあらわれた
- オゼンピックを投与してから30週間後に最も体重減少効果が大きくなった
- オゼンピック投与後の体重減少効果は最大56週間継続した
このように、オゼンピックは臨床試験によってダイエット効果の持続性が高いことが分かっているのです。
また、オゼンピックを使用することで食事量が減ると胃が小さくなって身体が少ない食事量に慣れてきます。
そのため、痩せた後に薬をやめてからも同じ食生活を続けるよう意識することでリバウンドを防ぎやすくなるのです。
実は、「何か食べたい」と思っても本当はお腹が空いていない「ニセの食欲」の場合も。
疲れていたりストレスがたまっているときは、お腹が空いていなくても甘いものが食べたくなる場合もあります。
そのため、リバウンドを防ぐには「何か食べたい」と思ったら「本当にお腹が空いているのかな?」と考える習慣をつけることも大切です。
新薬オゼンピックの痩せる効果に期待
新薬オゼンピックは国内外で安全性が認められ、高いダイエット効果が期待できるGLP-1薬です。
しかしオゼンピックは痩せる効果が高い分、従来のGLP-1薬より副作用が強く出る可能性もあります。
そのため、オゼンピックを使ってみたい人はまずは取り扱いのある医療機関で疑問点を医師に相談するのがおすすめです。
また、副作用が起こった場合もすぐに医師に相談しやすいクリニックを選んでおくと安心できます。
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