「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」で取り上げられ話題となったGLP-1(ジーエルピーワン)。
別名「痩せるホルモン」とも呼ばれるGLP-1は、ダイエットに新風を巻き起こしました。
そのGLP-1ダイエットとして注目を浴びているのが、サクセンダとビクトーザです。
サクセンダが韓国で大人気となり、ビクトーザにも注目が集まっています。
しかし実際には
とわからない部分も。
そこで当記事では、「サクセンダとビクトーザの違い」を徹底調査し、痩せる秘密を大公開。
具体的には
- サクセンダとビクトーザの違い
- サクセンダとビクトーザの安全な入手方法
- サクセンダとビクトーザの価格
- サクセンダとビクトーザで痩せる3つの理由
について、くわしくお伝えします。
当記事を読むと、サクセンダやビクトーザでキレイに痩せる秘訣がわかります。
ぜひ参考にしてください。
徹底比較!サクセンダとビクトーザの違いは?
サクセンダとビクトーザにはどのような違いがあるのでしょうか。
まず、両方の写真を見比べてみます。
【サクセンダ】
【ビクトーザ】
両方、青いペンのような形です。
見た目は似ているサクセンダとビクトーザ。
当項目では、サクセンダとビクトーザの違いについて7つの疑問にお答えします。
1.薬の成分は?
2.アメリカでの承認は?
3.日本での承認は?
4.入手方法は?
5.価格は?
6.使用量は?
7.ダイエット効果は?
薬の成分は?
薬の成分は、サクセンダ、ビクトーザ共に「リラグルチド」が主成分であり、全く同じです。
リラグルチドとは、GLP-1受容体作動薬の一種です。
ヒトの体内にもとから存在しているホルモンで、別名「痩せるホルモン」
痩せている人は分泌が多く、太っている人は少ない。
GLP-1受容体作動薬はGLP-1の分泌を促す薬で、痩せホルモンを増やし減量効果を発揮します。
GLP-1薬で痩せる理由については、後ほどくわしくお伝えします。
アメリカでの承認は?
実は、アメリカ政府はサクセンダとビクトーザの両方を肥満治療薬として認めているんです!
それぞれの承認状況については以下の通りです。
サクセンダ
サクセンダは、2014年12月にFDA(アメリカ食品医薬品局)に肥満症の治療薬として承認されました。
安全にダイエットができるという証です。
ビクトーザ
ビクトーザは、最初は糖尿病の治療薬として2010年1月にFDAに承認。
その後、2014年12月に肥満症の治療薬としても承認されています。
政府から認められた肥満治療薬なら安心感も高まりますね。
日本での承認は?
一方、ビクトーザとサクセンダの日本での承認状況は、アメリカとは異なります。
ビクトーザのみが糖尿病の治療薬として保険診療が認められています。
サクセンダ
サクセンダは日本では未承認です。(2020年5月現在)
ビクトーザ
ビクトーザは2010年1月に糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されました。
【ビクトーザ承認取得のニュース】
アメリカと異なり日本では、どちらも肥満治療で承認されていないとなると
ダイエット目的でサクセンダやビクトーザを使用したい場合は、自由診療で処方を受けられます。
くわしい入手方法について、これからお伝えします。
入手方法は?
サクセンダとビクトーザの入手方法はどちらもほとんど変わりません。
なぜなら、どちらも自由診療のGLP-1受容体作動薬であるためです。
GLP-1薬の入手方法には
- 危険な入手方法
- 安全・安心な入手方法
があり注意が必要です。
それぞれご説明します。
危険な入手方法①海外で受診する
危険な入手方法のひとつに、海外で受診して入手する方法があります。
海外の医療機関を受診しGLP-1薬を入手することは、おすすめしません。
なぜなら
①言葉の壁があり、意思疎通がうまくいかない可能性がある
②処方後のケアが受けられない
といった理由があるためです。
GLP-1薬は医師の診断により処方薬や使用量が決まります。
さらに、処方後の状況をみながら使用量を増減させるため、医師の継続的なサポートが必要です。
海外で受診し、意思疎通がうまくいかないと、間違った診断をまねく危険性があります。
仮に、日本語が通じる医療機関を受診したとしても、日本に帰ってからのケアがありません。
医師の継続的なサポートなしに、自己判断で使用量を増減しても、効果が期待できないのです。
そのため、海外で受診する入手方法はおすすめできません。
危険な入手方法②個人輸入する
危険な入手方法として、もうひとつ「個人輸入」があげられます。
医薬品の個人輸入でGLP-1薬を入手することは、危険性が高くおすすめしません。
なぜなら
①医師による診断がない
②中古品や偽物の可能性がある
といった理由があるためです。
ビクトーザやサクセンダは、医師の処方せんにより使用することが定められています。
参考:KEGGデータベース
医師の診断なしに、インターネットなどを利用して医薬品を個人輸入することは危険です。
また、サクセンダは、中古品販売が現実に行われています。
【サクセンダの中古販売に関するニュース】
同薬は医師の診療下で処方する必要がある専門医薬品だが、ソウル・江南を中心に多数の病院が利益のため無分別に販売しており、議論が起きている。
特に使用済みの注射剤がネット上の中古市場に出回っていることが確認されており、注意が要求されている。引用:fnnews.jp
個人輸入したGLP-1薬が
- 本物か偽物か
- 新品か中古品か
を個人が正確に判断することは困難です。
また、個人輸入した医薬品には救済制度が適用されません。
厚生労働省HPでも、医薬品の個人輸入の危険性が指摘されています。
【医薬品の個人輸入は健康被害などの危険性があります】
引用:厚生労働省HP
では、安心・安全にGLP-1薬を入手するには、どうすればよいのでしょうか?
安心・安全な入手方法:日本でダイエットクリニックを受診する
GLP-1薬でダイエットをするなら、日本でダイエットクリニックを受診するのが安心・安全です。
なぜなら
①医師によるカウンセリングで不安や疑問を解消できる
②ダイエット中のアフターサポートがある
③本物・新品のGLP-1薬が確実に入手できる
といった理由があるためです。
日本には、GLP-1薬を専門に扱うダイエットクリニックがあります。
【ダイエットクリニックの例】
引用:東京GLPクリニック
GLP-1薬を、安心・安全に入手するためには、日本でダイエットクリニックの受診をおすすめします。
価格は?
サクセンダやビクトーザなどのGLP-1薬を使用するダイエットを「GLP-1ダイエット」と呼びます。
日本でのGLP-1ダイエットの診療相場を調査した結果、1か月平均10万円前後です。
サクセンダとビクトーザ、どちらの薬を使う場合でも治療費はほとんど変わりません。
- エステサロンダイエット
→月額平均15万円 - パーソナルジムダイエット
→月額平均15万円
などが代表的なマンツーマン指導のダイエット法です。
これらと比較すると、GLP-1ダイエットは特に高いわけではありません。
むしろ、GLP-1ダイエットの3つのメリット
- エステやジムのように通わなくても自宅でできる
- 無理なガマンや過度な努力が苦手でも大丈夫
- 現役医師のカウンセリングを受けられる
を考えると、安く感じる人も多いダイエット法です。
医療機関でのみ利用可能な、低金利の分割払いのこと。
エステやジムの分割払いに比べ、金利が低い特徴がある。
引用:東京GLPクリニック
大切なのは、あなたが無理をしない価格でスタートできるクリニックを選ぶことです。
使用量は?
使用量とは、1回あたりのお薬の摂取量のことです。
サクセンダのほうが、使用量を多く設定できる仕組みになっています。
(医師の処方により、使用量を多くすることが可能)
くわしい使用量は以下の通りです。
サクセンダ
サクセンダの使用量は1日あたり
0.6mg・1.2mg・1.8mg・2.4mg・3.0mg
の5段階です。
(2.4mgと3.0mgはサクセンダのみ)
医師の指示のもと、使用量が増減されます。
ビクトーザ
ビクトーザの使用量は1日あたり
0.3mg・0.6mg・0.9mg・1.2mg・1.5mg・1.8mg
の6段階です。
(0.3mgはビクトーザのみ)
最初は1日1回0.3mgから開始し、一週間以上の間隔で0.3mgずつ増量することとされています。
医師の指示により増減されます。
参考:KEGGデータベース
ダイエット効果は?
ビクトーザ、サクセンダのダイエット効果は、ほぼ同じといえます。
なぜなら、共にリラグルチドが主成分なためです。
リラグルチドなどのGLP-1薬には、食欲を抑えるダイエット効果が期待できます。
GLP-1薬を使ったダイエット法の3つのメリットはこちら
・1日1回の投薬なので忙しい人でも挫折しにくい
・食事制限や運動などのストレスが少ない
・短期間で効果が出やすい
- 二人三脚で寄り添ってもらえるため、安心できて効果もUP
- ただ痩せるだけではなく、美ボディになるアドバイスがもらえる
というメリットがあります。
GLP-1のくわしいダイエット効果については、後ほどご説明いたします。
サクセンダはこんな人におすすめ!
サクセンダは以下のタイプの人におすすめです。
- 多めのGLP-1薬投与を望む人
→使用量が0.6mgスタートで、0.3mgから開始のビクトーザより多いため - 日本で承認されているかどうか気にしない人
→ビクトーザは日本で承認されているがサクセンダは未承認のため
※GLP-1薬には、それぞれ使用してみないとわからない違いがあり、医師の処方が必要です。
※サクセンダを使用し始め、不調を感じたらすぐに医師に相談ができるクリニック選びをおすすめします。
ビクトーザはこんな人におすすめ!
ビクトーザは以下のタイプの人におすすめです。
- ゆるやかにスタートしたい人
→最初の使用量が0.3mgでサクセンダの半分 - 日本で承認を受けていることに安心感を感じる人
→ビクトーザは日本で糖尿病の治療薬として承認されている
ビクトーザを使用したい場合は、GLP-1ダイエット専門のクリニックに相談するのがおすすめです。
サクセンダとビクトーザで痩せる3つの理由は?
サクセンダやビクトーザでなぜキレイに痩せるのか、知っておきたいところ。
サクセンダやビクトーザの主成分は「リラグルチド」と呼ばれ、GLP-1ホルモンを補う働きをする薬です。
GLP-1はヒトの体内にもとから存在するホルモンで、主に小腸で分泌されます。
別名「痩せるホルモン」
- 痩せている人ーGLP-1の分泌が多い
- 太っている人ーGLP-1の分泌が少ない!
体型が気になる人はGLP-1が少ない可能性があり、薬で増やす助けをして無理なくダイエットができる、という仕組みです。
でもなぜGLP-1ホルモンが増えると減量に効果的なのでしょうか?
当項目ではGLP-1がもつ「3つの痩せる理由」をご紹介します。
1.食欲を抑える
2.胃の働きをゆっくりにする
3.血糖値をコントロールする
食欲を抑える
GLP-1薬で痩せる理由のひとつめは、「食欲を抑える」ためです。
食欲を抑えるといっても、無理なガマンはしなくても大丈夫。
GLP-1薬に食欲を抑えるしくみがあるのです。
GLP-1薬は、脳の食欲抑制に関わる部分に情報伝達できる
↓
脳から「食べなくてもいいよ」と信号がでる
↓
ガマンしなくても食欲が抑えられる
- 好きな食事の味を楽しみ、しかも少量で大満足できる
- 自分で箸をおけるから、食後の罪悪感がない
- 「つい食べてしまった」がない
といった「食事を楽しみながら痩せられる」ダイエット方法なのです。
胃の働きをゆっくりにする
GLP-1薬で痩せる理由のふたつめは、「胃の働きをゆっくりにする」機能があるためです。
食べたものは飲み込んだあと「胃→十二指腸→小腸→大腸」の順番で消化吸収されていきます。
【消化の過程】
食べ物を食べ始めてから、満腹中枢に信号が届くのにかかる時間は約15分~20分。
胃の働きが早いと、満腹中枢に信号が届く前に消化が進み、どんどん食事を進めたくなってしまいます。
これが、食べ過ぎてしまう原因のひとつです。
GLP-1薬の「胃排出抑制作用」により胃の働きをゆっくりにすると
①胃の中に食べ物が長く残る
↓
②消化そのものがゆっくりになる
↓
③その間に満腹中枢に信号が届いて「お腹いっぱい」と感じる
という流れが起きます。
その結果、少量の食事で満腹感を得られるため、減量効果が期待できるのです。
血糖値をコントロールする
GLP-1薬でダイエットできる理由の最後は「血糖値をコントロールする」です。
血糖値の急上昇は、ダイエットの大敵といえます。
なぜなら
①食後に血糖値が急上昇する
↓
②インスリンの過分泌が起きる
↓
③体に脂肪をため込みやすくなる
という悪循環をまねくためです。
血糖値をコントロールすることは、脂肪の蓄積を予防することにつながります。
GLP-1薬は、すい臓に「最適な量のインスリンを出して」と命令する働きがあるのです。
そのため、血糖値をコントロールし、ダイエットに貢献します。
サクセンダやビクトーザなどのGLP-1薬は
- 食欲そのものを抑え
- 食事の満腹感をコントロールし
- 血糖値をコントロールする
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当記事では、サクセンダとビクトーザの違いに焦点をあて、GLP-1薬についてお伝えしました。
GLP-1ダイエットに興味を持ったら信頼と実績があるクリニック選びをすることがダイエット成功のカギです。
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